❶自ら進んで勉強に向かう仕掛け作り
やる気を損なう負のスパイラルに陥る前に、わからなくなったところまでしっかりと戻り復習します。
小テストなどを通して生徒さんが何ができて何ができないのかを判断することが必要です。
そのうえで自分の得意な部分やわかる部分を中心に広げていく授業をします。
わからないところを把握します。
小テストの内容 | |
中学生 | 高校生 |
5科の単元サポート、塾オリジナルの英語ごちゃまぜプリント、 数学の工夫して解く計算プリント、ガンガン国語力があがるテスト | スタンダードレベル(数学IA、数学ⅡB、英文法、古典IⅡなど)、ベーシックレベル(数学IA、数学ⅡB、英文法、古典IⅡなど) |
❷一人一人の理解のパターンに合わせた教え方
どの生徒も最初から数百数千の単語を暗記し、サクサク計算式が組み立てられるわけではありません。
また、同じ授業を受けても、理解できる生徒、理解できない生徒が出てきます。
できない部分を何とかするためにその分野ばかりを指導することは本当の意味でその子のためにならないことがあります。
なにより苦手な勉強はなかなか成果がでません。本人が苦痛に感じ勉強嫌いになってしまう恐れもあります。
当塾では一人一人の特性を考えて指導方針を変えています。
(根っこにあるのは「思いを形にすること」です。)
パターンA |
日々単語の勉強をしていかないといけないことはわかっているができていない場合 |
●次の授業までに50問の小テスト(目標45点以上) ●達成できていなければ授業にて2回目のテスト ●それでも難しい場合は居残り再テスト |
パターンB |
1時間書いたり読んだりしても単語を覚えることができない場合 |
●一日に7問のテスト×7日間(毎回満点を取るまで頑張ってみる) ●その上で授業にてさらに1つ覚えて50問の小テスト(目標40点) →このプランで難しい場合は一日5問で毎週35点満点の小テスト |
注)
※パターンAの場合は本人の志望に応じて分量を増やすことを考えます。
※パターンBの場合は動詞の活用や教科書内容の単語を中心に覚えていきます。
①脳だって細胞の集合体 鍛えた脳は覚える単語量が増えていく →一人一人の適正単語量を把握し伸ばしていく ②「1回の質」よりも回数 どれだけ書いて覚えたとしても思い出す作業をしなければ 記憶は劣化していく。 →効果的に思いだし作業をすることで定着を図ります |
❸勉強が習慣になる環境作り
→「覚えていられる」は自信につながる。
脳を鍛えるためには、なまらせずに活性化させ続けることが大切です。
家は誘惑の宝庫です。勉強を始める前に1時間ボーっとしてしまう生徒さんは塾に来て自習を習慣化させてください。
勝田塾は常に自習室を開放し、資料集や辞書、教材などもそろえております。質問もどんどん来てください。
スケジュールの表、自習室の写真、教材の写真、カザスのカードによる自習室利用の可視化
人は忘れる生き物です。
ではなぜ我々は友達の名前を忘れないのでしょうか?
それはインプットの後に定期的なアウトプットを行っているからです。(忘れてしまうのは長い期間口に出さなかった名前ですよね?)
勝田塾では自習を推奨しております。授業以外の日にもう一度塾に来てもらうことで忘れないためのアウトプット作業をうながします。
❹授業ごとの明確な目標設定
勝田塾の講師には授業前にきちんと準備時間があります。
(当たり前に思われるかもしれませんが多くの個別指導塾は1日の準備時間が15分や多くて30分程度であることがほとんど)
準備時間で「授業の計画書」を作成していくことで何をどう伝えるかを精査します。
このような「目的のはっきりした学習」をすることで授業の質を確保します。
❺1週間単位の学習スケジュール
何年も学習プログラムを組んできて思うことは、学習計画を実行する能力もまた鍛えないと育たないということです。
最初から跳び箱8段飛べる生徒はいません。まずは学年ごとに目標を設定していくことが大切です。
そして最終的には週ごとの「やることリスト」を自分で作成し、毎週チェックしていけるようにします。
「授業」→「授業ラストにまとめ」→「自習(宿題・見直し)」→「小テスト」→「授業の冒頭に前回の復習」→…を繰り返すことで知識の定着を図ります。当たり前のことと思われるかもしれませんが、当たり前を丁寧にやっていく環境を作ることが大切です。
勝田塾では高校2年生の夏ごろには志望校を固めていきます。また、固まっていなくても勉強の方向性は決めてもらいます。(文系or理系、学校型・総合選抜or一般選抜、国公立or私立などをオープンキャンパスや資料を見ながら検討していきます。)
そして、目標を定めたら一週間ごとのチェックリストをスタートさせます。チェックリストでは具体的で達成度のわかる数値目標を設定し、その達成度を○×で判断します(△は原則なし)。そうして日々、少しずつ合格へ近づいてもらいます。