期末テストの勉強方法(一週間前にもかかわらずワークが終わっていないとき)

近隣の中学校では11月24日から期末テストのところが多いようです。

本来であれば、テスト1週間前には学校のワークを終わらせておいて、テスト直前はわからなかった問題や暗記項目の確認のみをする状態に持っていくことが理想です。ですが、そのような状態の生徒さんはなかなかいないのではないでしょうか。よって、ここではテスト一週間前にもかかわらず、学校のワークがなにも終わっていない生徒さんに向けてやり方をお伝えしていこうと思います。

①提出物を終わらせましょう。

ここで大切なのは汚い文字で適当に答えを見ながらやってはいけないということです。提出物には内申点の評価が付きます。そして、多くの学校の定期テストは提出物の内容から問題が作られています。学校のワークがまだ終わっていない方は振り返る時間が圧倒的に足りません。ですので一度見た問題は次には必ず解ける状態にする必要があると思って解きましょう。

②答え合わせを溜めすぎることのないようにしてください。

ページをまたいだ瞬間に答え合わせをしましょう。(絶対に正解している自信のあるときは2ページ分までは溜めて構いませんが、それ以上解き続けることはしてはいけません。)自分がどのように考えて解いたのかわかる範囲でしっかり問題を見つめなおすことが点数アップにつながります。

③間違えた問題は修正を入れるようにしましょう。

特に時間がないときには一つ一つの問題を解き直している時間はありません。ですので間違えたならば青ペンを使って間違えた箇所から修正をしていきましょう。計算問題などの基礎問題であればすぐに終わると思います。少し大変ですが、暗記項目や記述で間違えた場合は教科書の該当箇所にチェックを入れましょう。印象に残りますしテスト前日に役にたつはずです。

④ワークが解き終わり時間が少しできたならば教科書を読みましょう。

この時に教科書を読みながら1週間で解いた学校のワークの内容を思い出していきましょう。特にテストの前日やテスト日の朝は記憶のゴールデンタイムです。一分一秒を惜しんで見直しをしましょう。

 

最後に、テスト一週間前から勉強して何とかなるのは勉強内容が生徒さんにとって優しいときだけです。勉強する内容は学年が上がるにつれてどんどん難しくなります。「テスト後は(答えが配られていなくても)しっかり見直しをする。」「次はどうすればもっと余裕をもってテストに臨めるか考える。」ことを忘れてはいけません。